イタリアワインとパスタの夕べ@新宿「ヴィッラ・ビアンキ」
■イタリアワインとパスタをたっぷり堪能する会にご招待いただきました。ワイン、パスタともにイタリア中部のマルケ州(長靴の形をしたイタリアの、ふくらはぎのあたり)で生産されたもので、生産者がこのイベントのために来日。ワイン=ウマニ・ロンキ(UMANI RONCHI)社、パスタ=パスタマンチーニ(PASTA MANCINI)のものです。
■席に通されました。2年前の出産以来、夜はあまり外に出られていないのでこういう機会は本当に貴重です(*^-^)イベントが始まるまで手元の資料を読んでいると、ウマニ・ロンキはマルケ州のトップワイナリーでイタリアのVini d'Italiaなどのいくつもの受賞歴あり、またパスタマンチーニはミシュランガイド2016の三ツ星店8店で使われているなど、どこまでも豪華…。
■いただいた料理順にいきます。前菜の盛り合わせ。
ガーリックの効いたタラのクロスティーニ、パルマ産プロシュート(生ハム)、オリーブの肉詰めフリット、あさりとサーモンのマリネ。
■ウマニ・ロンキ エクストラ・ブリュットと合わせて。スタートはまず、黄金の辛口泡から〜!バリック(小樽)熟成のシャルドネとヴェルディッキオのブレンドで、樽香を感じます。このワインだけ、まだ日本では取り扱いなし。残念。
■魚介の旨みたっぷりアンコーナ風スパゲッティ(メニュー名ママ)。パスタの太さもですが、食べてすごい弾力にびっくり。わかりやすく例えるならうどんに近い。トマトソースには細めのパスタを合わせることが多いですが、具が豪華なソースと、強い噛みごたえのパスタが非常にリンクしてます。
■ワインはCasal di Serra Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC Classico Superiore。ヴェルディッキオ100%。シュール・リーを行ってまろやかさとふくよかさあり。Vini d'Italia 2ビッキエーリ受賞、Bibenda 4 グラッポリ受賞。
■パスタ2つめ、トリュフとポルチーニ茸のクリームソース ショートパスタ“メッツェマニケ”。
■濃厚なクリームソースに、また歯ごたえ抜群なショートパスタ。最初のパスタにまして弾力が強烈です。トリュフの香る濃いソースに合う。おーいしいー。アルデンテ好きなパスタマニアにはたまらないんじゃないでしょうか。この短さがしつこく感じすぎず、いいんでしょうねぇ。
同じメーカーの同じぶどう品種100%でも、やっぱりこちらの方がワインの格が上、というのがよくわかる。合わせる料理のボリュームや濃さを上げてもぴったり寄り添っているし、こういうマリアージュを体験すると、ワインって本当に面白い、「体感できるアート」なんだなと思います。
■メインは肉。牛サーロインのステーキ“ビステッカ” ウマニ・ロンキのワインを使ったソース(メニュー名ママ)。
■本当に、大満足でした。この、肩の力がゆるっと抜けているんだけど、ワインもセッティングもどこまでもエレガント、料理は最高に食べやすくおいしい。美食と言っても緊張する必要はどこにもない、というイタリア独特の楽しみ方、やっぱり最高\(^0^)/
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
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