日本で『世界一のサービス』とフランス料理体験記@恵比寿ガストロミー ジョエル・ロブション
■あるお昼どき、恵比寿のお城を訪問してきました。まちがえた(^-^;、シャトー(=城)レストラン ジョエル・ロブションでランチをいただきました。その体験記です。
■ちょっと先に宣伝ですが、実はわたし、ELLE ONLINEさんで2つの記事を取材・執筆させていただいたのです。よかったらぜひ読んでくださいませ<(_ _)> ジョエル・ロブションの、おうちで作れるパーティー用レシピもたっぷり載ってます。
・“3つ星級”のおもてなしを実践!
・パンでおしゃれにランチパーティー!
「3つ星級のおもてなし」の方は、恵比寿ジョエル・ロブションのメートル・ドテル(サービスマン)宮崎辰(しん)さんを取材。宮崎さんは、昨年、サービスの世界コンクール大会「クープ・ジョルジュ・バティスト」で優勝され、話題になりました。そのサービスを実際に体験したい!と制作チームで盛り上がり……ついに訪問が実現!(プライベートの訪問なので、完全自腹です。念のため)。
■テーブルに案内されると、まずセッティングがきれいで。ナプキンがリボンで結ばれてます。
■いただいた料理の素晴らしさ、どうにかして伝わるでしょうか。他のお客さまたちから一段見えない席だったので、おことわりした上で写真を撮影。最初はシャンパーニュ(ヴーヴ・クリコ)とアミューズです。旬のベリーのガスパチョと(左)と、アーモンドのブラマンジェ(右)。アーモンドの上に1滴、のっているのは…
■魚醤。テーブルでサーブする際、スポイトでぴとっと1滴、たらしてもらいました。「魚醤です」と言われ、えー、魚醤?!と盛り上がっていたらなんとボトルを出して見せてくださった。ロブションで魚醤のボトルを……宮崎さん、きめこまやかすぎるサービス(。>0<。)
■前菜です。 「特製生雲丹甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム」。
■雲丹が下からごろりと。やわらかいジュレ、カリフラワーのクリームの三重奏。
■スープ。「ズワイガニ スパイスとフレッシュハーブのブイヨンに浮かべて」。タイ料理のハーブの香りが立ち上る。今ほどは暑くなかった日でしたが、夏気分がぐっと盛り上がるような、さわやかな香りにうっとり酔いました。飲み口はスパイシーでキレのよい感じ。
■一緒にパンも運ばれてきました。オリーブオイルとバルサミコも入ったお皿がとてもかわいい。
■レストランの地下はロブションのブーランジェリー(パン店)があり、パンも専門のシェフがいて、ワゴンで運ばれてきます。好きなものを自分でチョイス。
■メイン一品目、魚料理。「アイナメ アーモンドパウダーを付けポアレ レモンの香るブリオッシュのムースリーヌとケイパーのクーリ」。クーリはピュレのこと。カリッと、しっとりしたアイナメに、やわらかいピュレとムース。
■柑橘の酸っぱいさわやかなグラニテ。魚と肉料理の合間に、口直しとして出ます。
■メイン二品目、肉料理。「ブレス産ピジョン ポッシェしてからグリエし、とうもろこしのムースリーヌとスモーキーなパセリのピュレと共に」。ピジョンは鳩です。くさみがまったくなく、適度な脂身でおいしかったー。鳩の3つの違う部位を、違うソースで味わい比べる一皿。
■料理は以上。前菜、スープ、魚、肉とたっぷりたべてきたのに、胃をぐっと圧迫するような、いやな満腹感がまったくない。「おいしい料理はおなかにたまらない」と言うけれど、ほんとに。
■デザートです。「キャラメル フレッシュマンゴーと弾ける飴を忍ばせ、マンダリンのソルベと共に」。これはチョコレートのふたになっていて、映画「アメリ」のようにスプーンでかちかちふたを割って、中のキャラメルをすくいます。メニュー名通りパチパチ、口の中ではじける飴がすごく楽しかった。
■12時半から16時くらいまで、ゆったり、たくさんの楽しい会話と共に堪能したランチでした。宮崎さんのつかず離れず、そしてお城の中のレストランなのにまったく気取らないサービスも最高でした。コースはメインが肉・魚両方がついたものにしたので、飲み物(ワイン)代、サービス料込で一人約18,000円。ランチで頻繁に来れる、という値段では決してないけれど、この空間、おしゃべり、優雅な雰囲気とセッティング、さまざまな趣向が凝らされた料理とそのデコレーション、これはすべて含んだ豪華な商品をいただいたのだなと。
■記念日は、「ここは決めたい!」というとっておきの日に、やっぱり訪れたい無二のレストランですね。また伺います!ディナーも…(*^-^) 一緒に行ってくださった皆さま、宮崎さん、楽しく素敵な時間を、本当にありがとうございました。
「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」 恵比寿駅から徒歩3~4分
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