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2013.07.31

Kindle愛用日記とおすすめ本

Pw■今日は食べ物の話ではないですが・・・Kindle Paperwhite を今年の3月末に買って、丸4か月経ちました。その使用感などについて。ちなみにこれ、届いたときの状態です。Amazonで買って、翌々日に届きました(Paperwhiteは値段が2つありますが、これは内外どこにいても通信ができる3Gタイプ、12,980円の方です)。

Pw_2■上の箱を開けるとこんな感じ。やっぱりアメリカだわ、箱を開けたときからどことなくおしゃれで、シンプルなのに「なにがどうなっているんだろう?」とワクワクさせてくれます。本体の下に充電用ケーブルが入っています。

Pw_3■3Gなので通信はスタート時から設定不要。電源を入れるともう使える。そしてこのサイズ!小さくて軽い。感覚としてやや厚めの文庫本1冊くらいの重さです。満員電車の中でもよゆうで片手持ち!

■そしてそして4か月経った使用感について。最初の頃はビクビク、何かを読むというよりただ画面を眺めたり、アマゾンのストアに行って(このKindleから直接アマゾンで買い物できる)、好きな作家を検索したりするだけで、「読書ツール」としての使い方は堪能できていなかったのですが、本を1冊読み終わってからは手放せない道具となりました。


■1冊読んだ本はこれ。乙武洋匡さんの「自分を愛する力 (講談社現代新書) 」。自分に自信が持てない人、現在子育て中の人、現状いろいろあってむしゃくしゃしている人・・・・・・いろんな人におすすめです。号泣ポイントがいくつもあり、また乙武さんの文章がとっても簡潔でするする読みやすいのであっという間に読めます。
Kindleは非常に目で画面を追いやすいデジタルツールですが、最初は紙と比べるとやっぱり違和感がある。長時間見てて、だいじょうぶなのかコレ、と数分ごとに思って気が散るので、それを忘れさせるような平易な文体×興味深い内容の本をまず1冊読了して、慣れることが最初の段階なのかなと思います。
だってスマートフォンは、それ以上に長時間見ているわけだし。

■そのほかには「八日目の蝉 (中公文庫) 」(角田光代著)、「どれくらいの愛情 (文春文庫) 」(白石一文著)、「本番に強い脳と心のつくり方 」(苫米地英人著)、「ブラックジャックによろしく 1~13」(漫画・佐藤秀峰著)などをKindle本で買って読みました。「ブラックジャックによろしく」は、電子書籍だとすべてタダで読めるのです。ものすごく濃い、一流のコンテンツがどっさり無料で読めてお得感大。夢中で読んでしまいました。

■Kindleのよい所は、「いま読まなくても興味がある本」をとりあえずサンプル(最初の20ページほど)ダウンロードして読めて、そのまま保存できるとこと。そうやって「お気に入りの出だしだけ」をいくつも保存してためておき、1冊読み終わったらまた買う。
紙の本だと、外出する前に読みかけの本を持って出かけたはいいものの、途中で読み終わっちゃったらどうしよう、と心配になることがあります。が、Kindleならそれがない。移動時間が長い旅でもとりあえずKindle1個持ってでかけたらあとはどうにでもなる、「未来に読みたい自分好みの本棚が手の中に1冊収まった」感覚、本当に素晴らしいと思います。

■しかし私は出版社出身で、現在も紙メディアでお仕事いただいている身・・・・・・こんなに電子書籍が便利になって、紙は今後どうなるのだろうという心配もありますが、紙は紙で電源から立ち上げる必要がなく、バッテリーが切れても何年でも保存できる便利さがあり、将来はそれぞれの利便性を持って、共存していくのではないでしょうか。
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