魯山人の皿@パナソニック汐留ミュージアム
■「幸之助と伝統工芸」展のプレスレビューにご招待いただきました。パナソニック創業者の松下幸之助氏、「経営の神様」なのは誰しも知るところながら同時に茶人、そして美術品収集家でもあったそうで・・・貴重なコレクションの一部を期間限定で見られる展示会です。
■会場は新橋駅ほど近く、汐留駅直結のパナソニック汐留ミュージアムで開催されています。「旧新橋停車場跡」の隣に立っている高ーいビルがパナソニック東京汐留ビル、この中にあります。
この場所クラシックで好き(o^-^o)マチャアキさん主演の昭和のドラマ「天皇の料理番」の場面をいつも思い出す(→過去ブログ「『天皇の料理番』、面白かった」)
■会場はこんな感じから始まります。広いスペースではありませんが、美しく品と格式のある茶器、工芸品、美術品が並んでいます。
■これがとても見たかった。「生」魯山人。
明治生まれの陶芸家、そして料理家・美食家の北大路魯山人氏作の皿。「織部鉄絵鳥文四方皿(左)」と「備前焼餅平鉢(右)」。こんな伝統工芸品で実際に料理を食べたら、一体どんな味がするのかしら・・・(゚ー゚)
■幸之助氏が愛用していたという黒茶碗「閑談(かんだん)」(樂一入・作)。たくさんあるコレクションの中でも、そこまで華美ではないこの茶碗を好んで使っていたそう。シンプルで研ぎ澄まされた美しさです。
■個人的にはこれがとても美しくて好きでした。「銀打出花瓶」(関谷四郎・作)。
遠くからでも凛と、光を放っていました。
■美術展は、ありがたいものでフリーになってからたくさんのレビューに伺わせていただいていますが、どんなものを見ても本当に癒されます。心のストレッチをしている感じ。
時間に余裕があるときしか行けないものですが、あえてがんばって時間を作って行くことで心に余裕が生まれる。結果、じわじわと漢方薬のように後から効いて、どんな業種の人でも、自分の仕事の何かのパーツに生まれ変わっていくのだと思います。
■ところでこの後、思いもかけない食の発見があったのです。詳細はまた次回!
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「幸之助と伝統工芸」展(パナソニック 汐留ミュージアムにて開催中)
2013年4月13日(土)~8月25日(日)
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/13/130413/
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