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2006.11.26

ベスト・フレンズ・ウェディング

先週の土曜日、親友のユカが結婚した。 左が私で、下はもう一人の親友エリの、ダンナさまのダイスケ。
ユカとは高2で一緒のクラスになってから、20年近い付き合い。 お相手は、ユカが独身時代にドイツに転勤していたときに 知り合ったドイツ人のアダムで、初めてユカに紹介されてから 7年くらいは二人のことを知っていたので・・思いも深く。

当日は、ゆかのドレス姿を見て、ご両親に「ヨーコちゃん!久しぶりね」と 言われた瞬間から感激してしまい、ボロ泣きモード全開。
しかし、私は教会のお式でうちのダンナと共に誓いの言葉を読み上げることと、 披露宴でエリと友人代表のスピーチをするという重要な役割があるのだ。 それが終わるまでは、心身(&メーク)ともにヨロヨロになっている場合ではない。 ・・・と思いつつも。

高校時代から今まで、かなりユカのことを知っていたつもりだったのにそれ以上にユカは本当にきれいで、素敵だった。あまりに幸せそうなユカとアダムの姿に、胸が何度もじーんとする。

西麻布の教会でのお式を終えて、みんな小グループに分かれて タクシーで移動。披露宴会場のレストラン サイタブリアへ。 初めて行ったレストランだったが、ムーディーでおしゃれなお店だった。写真は「マッシュルームのクリーミーポタージュ、パルメザンの花かご添え」。
シャンパンもワインも、料理もレベルが高い。うちの夫も絶賛。 つい、料理とワインにも目がそぞろになってしまう。

料理を楽しみながら、隣の席のエリとスピーチの最後の復習をする。 そして呼ばれた・・・。 会場は割りとこぢんまりしていて、自分の席についていながらも 花嫁・花婿と普通の声で会話できるくらいの距離感だった。 しかし前に出てマイクを持ち、ユカとアダムと対面すると ああ。頭の中は真っ白に。

何より、しゃべろうとすると、声よりも先に体液が出てしまうのだ。 エリがとなりで紙を持ってくれて、ときどき助けてくれたからよかったものの、 前半はボロボロ。後半、やっといつものペースで持ち直して、 なんとか準備していたことは言えた。

次に、同じ、大学時代の友人仲間マリエ・カエが「ハナミズキ」を熱唱。二人の歌を聞きながら、ユカとエリは泣いていた。 二人のパンチのある歌い方は10年前と少しも変わってなく、 マリエとカエの、ユカへのお祝いの気持ちが感じられるとともに、ハタチそこそこだったときの自分や、当時のみんなのことが なんだか瞬間的によみがえってきて…。

みんなでゆかを囲んで記念撮影する。 披露宴はユカとアダムらしく、 余興はこの二つだけ。初めとシメのスピーチも、 乾杯の挨拶も、全部自分たちでやっていた。 でもその分とてもゆったりできて、ユカとアダムは何度も客席を回れたし、 来ている人と話す時間がたくさんあって、とっても心温まるパーティーだった。

披露宴の最後にユカがご両親や妹えっちゃんへの手紙を読み、 ご両親はもちろん、えっちゃんが号泣していた。 ユカはえっちゃんと双子のように仲がいいのは みんな知っているので、会場は涙。
その後、ユカがドイツ語で、アダムの親族に向けた挨拶をした。 「それだけで泣けた」と言っていた人も多かったけど、 私はその後、ユカがアダムのお母さんに花束を渡した時、 アダムママがユカの頬にキスをしていて、それを見て 本当に感動した。ゆか、よかったね!本当におめでとう。

最後にゆかに 「スピーチ、ボロボロでごめん」と謝ったら 「ヨーコの言いたいことは、全部わかった。全部。」と言ってくれたので 嬉しかった。 どうぞ、末長くお幸せにね!そして、これからも家族ぐるみでよろしくお願いします。

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